(株)ウェザーニューズのグローバルアイスセンターは、世界各地の氷海における、2010年1月現在の海氷傾向と今冬の見通しを発表した。同センターによると、北半球では負の北極振動と呼ばれる大気のパターンが見られ、極域からの強い寒気が流れ込んだ渤海やバルト海では平年を上回る厳しい氷況となっている一方、同じパターンの効果で気温が上がっているセントローレンス湾や北極海では、平年以下の海氷量となっているという。また、オホーツク海の海氷については、今冬は昨年より多く、近年での平年並みとなることが予想されるという。さらに、現在夏を迎えている南極海では、現在の海氷域面積はおよそ450万平方キロメートルで、平年よりもやや少ないレベルで減少しており、2月後半には今夏の最小となり、面積は250万平方キロメートル程度となる見通しという。
情報源 |
(株)ウェザーニューズ 最新ニュース
|
---|---|
機関 | (株)ウェザーニューズ |
分野 |
地球環境 |
キーワード | ウェザーニューズ | 北極海 | 南極 | 海氷 | 北半球 | 渤海 | バルト海 | セントローレンス湾 |
関連ニュース |
|