横浜市は、平成21年11月に行った大気環境中のアスベスト濃度の秋季調査の結果を公表した。同市では、市域における大気環境中のアスベスト濃度の実態を把握するため、平成18年度から各区1地点全18区で年4回調査を実施している。今回の調査の結果、各地点の濃度の範囲は0.04未満~0.16本/リットルであった。大気環境中のアスベストには環境基準はないが、世界保健機関(WHO)の環境保健クライテリア(WHO、国際労働機関(ILO)及び国連環境計画(UNEP)が共同で実施している国際化学物質安全性計画(IPCS)において、化学物質ごとに人の健康に及ぼす影響を総合的に評価して取りまとめたもの)によると、世界の都市部の一般環境中のアスベスト濃度は、1本~10本/リットル程度であり、この程度であれば健康リスクは検出できないほど低いと記載されていることから、同市の調査結果についても問題になるレベルではないという。
情報源 |
横浜市 報道発表資料
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機関 | 横浜市 |
分野 |
健康・化学物質 大気環境 |
キーワード | 化学物質 | 大気環境 | アスベスト | 国連環境計画 | UNEP | 世界保健機関 | WHO | 健康リスク | 横浜市 | 国際労働機関 |
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