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環境省、工場・事業場における先導的な脱炭素化取組推進事業の設備更新補助事業の採択結果を公表
発表日：2021.08.24
環境省は、令和3年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(工場・事業場における先導的な脱炭素化取組推進事業：SHIFT事業)の設備更新補助事業1次公募の採択結果を公表した。SHIFT事業は、工場・事業場における脱炭素化取組の先導的な事例を創出し、我が国の中長期の温室効果ガス削減目標の達成に貢献することを目的として、意欲的なエネルギー起源CO2削減目標を盛り込んだ脱炭素化促進計画を策定する事業(以下「脱炭素化促進計画策定支援事業」という)。及び脱炭素化促進計画に基づき高効率機器導入や燃料転換を実施してCO2排出量を削減し、排出量の算定及び排出枠の償却を行う事業(以下「設備更新補助事業」という)。に対して補助金を交付する事業をいう。令和3年5月28日から同年6月29日に公募を行った結果、設備更新補助事業A(工場・事業場でCO2排出量15%削減)85件、設備更新補助事業A(主要なシステム系統でCO2排出量30%削減)37件、設備更新補助事業B、2件を採択した。これにより、令和3年度1次採択案件の排出削減目標量として、設備更新補助事業A: 68,345t-CO2、設備更新補助事業B: 75,194t-CO2を達成し、導入設備の法定耐用年数分の排出削減予測量として、1,390,889t-CO2を達成するとしている。同事業の2次公募を9月初旬に予定している。採択案件及び公募の詳細は、(一財)温室効果ガス審査協会のホームページで順次公表予定だという。
