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 海と日本PJ、海の課題解決のため缶詰開発で競う・全国大会を開催

発表日:2021.10.07


  「海と日本プロジェクト」の一環として、(一社)全国道文化交流機構は、地域の課題となっている魚(以下、「LOCAL FISH」)を通じ、海とのつながりや現状課題、未来展望を知り、海にもっと関心を持ってもらい、自らアクションを起こすきっかけを作ることを目的に、「LOCAL FISH CAN グランプリ2021」を開催する(全国大会:2021年10月15日・16日)。「海と日本プロジェクト」は、海への関心や好奇心を喚起し、海の問題解決に向けたアクションの輪を広げることを目的に(公財)日本財団や政府の旗振りのもと、市民団体・企業及び自治体等が参画しオールジャパンで推進するプロジェクト。全国道文化交流機構は、福井県で漁網を破るなどの被害を与える「エチゼンクラゲ」や、駿河湾の底引き網漁業で水揚げされてしまう「深海魚」などをLOCAL FISHとして例示して、2021年6月1日から同月30日まで缶詰のアイデアを募集した。この夏に全国9エリアで地方審査を行い、兵庫県立香住高等学校の「ナルトビエイのあんかけ」など9校の缶詰が選出された。「ナルトビエイ」は瀬戸内海などでアサリやカキなどの漁場を荒らすことが課題となっていた。今後、各校は3分間の動画によりファイナリスト2校を目指し、ファイナリストになった2校はリモートによるプレゼンテーションを行い、優勝トロフィーを競うという。

情報源 海と日本プロジェクト 注目の海イベント
機関 海と日本プロジェクト (公財)日本財団
分野 ごみ・リサイクル
自然環境
キーワード 瀬戸内海 | 高校生 | 日本財団 | 海と日本プロジェクト | 全国道文化交流機構 | 海の問題解決 | エチゼンクラゲ | 深海魚 | ナルトビエイ | 未利用魚
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