国土交通省は、「次世代船舶の開発」プロジェクトの実施者を決定した。2050年カーボンニュートラル目標に向けて、(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)に造成された「グリーンイノベーション基金」による同プロジェクトは、令和3年7月19日から実施者の公募を行っており、同省及びNEDOは、2050年カーボンニュートラル目標の達成に必須となる水素燃料船やアンモニア燃料船等について、世界に先駆けた実用化を目指し、具体的なテーマ及び実施者(民間企業)を選定した。実施テーマ及び実施者は、「舶用水素エンジン、水素燃料タンク、燃料供給システムの開発(川崎重工業(株)他2社)」、「アンモニア燃料国産エンジン搭載船舶の開発(日本郵船(株)他3社)」、「アンモニア燃料船開発と社会実装の一体型プロジェクト(伊藤忠商事(株)他4社)」、「触媒とエンジン改良によるLNG燃料船からのメタンスリップ削減技術の開発(日立造船(株)他2社)」の4件。民間企業によるこれらのテーマの技術開発・社会実装を加速し、2028年よりも前倒しでゼロエミッション船の商業運航を実現することで、我が国の海事産業の国際競争力強化を図るという。
情報源 |
国土交通省 報道発表資料
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機関 | 国土交通省 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | NEDO | 国土交通省 | カーボンニュートラル | 水素エンジン | ゼロエミッション船 | アンモニア燃料 | グリーンイノベーション基金 | 次世代船舶の開発 | 海事産業 |
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