空のカーボンニュートラルPR事務局(国土交通省委託)は、持続可能な航空燃料(SAF)の認知実態調査結果を公表し、SDGsへの関心とSAFの認知度の間にギャップがあると指摘した。──本調査は、プレ調査(SDGsに非常に関心がある、ある程度関心がある)を経て絞り込んだ1,100名(10~60代男女)を対象にインターネットを通じて実施された。──主な結果として、63.3%の人が航空業界のCO2排出削減強化を認識している一方で、SAF(持続可能な航空燃料)の認知度は19.0%にとどまることが明らかになった。また、SAFを知っている人のうち、SAFがCO2排出削減に貢献できると認識している人は30.6%に過ぎなかった。さらに、SAFの原材料を知っている人は44.7%であり、廃食用油が活用されていることを理解している人は97.5%に達した。これらの結果から、SAFの認知度と理解度には大きなギャップがあることが示唆された。──一方、SAFの普及支援に参加したいと考える人は約8割(79.2%)、技術や制度の普及に期待する人が66.5%という集計結果も得られている。同事務局は、SAFの環境価値に対する説明が不十分であり、理解促進に係る施策が一層重要になると考察している。
情報源 |
空のカーボンニュートラルPR事務局 PR TIMES
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機関 | 国土交通省(航空局航空戦略室) |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 国土交通省 | 廃食用油 | カーボンニュートラル | 環境価値 | 認知度 | SDGs | 脱炭素化 | SAF | 持続可能な航空燃料 | 普及支援 |
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