環境省は、「環境教育等支援団体指定制度」は、(一社)シンク・ジ・アースの行う持続可能な社会創生のために創造的な教育を実践する現場の先生と生徒を応援するプロジェクト(SDGs for School)を登録した。同制度は、環境教育等による環境保全の取組の促進に関する法律(環境教育等促進法)に基づくもので、環境保全活動・協働取組等を行う国民や民間団体等を支援する事業を行う団体を、団体からの申請を受けて、主務大臣が指定する制度であり、指定団体の周知により、環境教育等を実践しようとする人や団体が、広域的な情報やニーズに合った情報の、適時の入手を可能とすることなどを目的としている。現在、6件の事業が登録されている。今回登録されたプロジェクトは、大人と子どもたちが一緒にSDGsを学び、課題解決のために自ら行動する人を増やすことを目的に様々な事業を実施しており、SDGsを楽しく分かりやすく学べる教材(書籍、冊子、映像、指導案等)制作や、日本各地の指導者をつなぎ、授業事例やSDGsの知識を深める研修や交流の場を企画・実施するほか、子どもたちを「問題の現場」に連れて行くフィールドツアー、企業や自治体向けのSDGs研修プログラム等を提供しているという。