（一社）渋谷未来デザインは、地域とつながる小さな拠点を中心としたこれからのまちづくりの方向性を探る取組みとして、Shibuya Mobility and Information LoungE（通称：SMILE）の設置に関する社会実験を開始する。この団体は、企業・市民と共に、多様なアプローチで可能性開拓型プロジェクトを推進し、渋谷区から都市の可能性をデザインしていくイノベーションプラットフォーム。新型コロナウィルスを契機として、「密を避ける」「自転車を利用する」「地元で働き、買い物をする」などの人々の行動に変化が起こり、アフターコロナのまちづくりについては、「混雑の緩和」「健康づくり」「地域経済の活性化」などの観点がより重要になると考えられることから、今回、産官学が連携し「SMILE」を設置し、人々が地域を回遊する行動を把握することで、これからのまちづくりの可能性を探る。具体的には、（株）日建設計総合研究所が、東京都市大学やIntelligence Designと連携し、「SMILE」への立ち寄り率、滞在時間、アクティビティ調査等を行うほか、カメラを活用した神流データ等を取得する。
