三菱重工業(株)は、ターボ冷凍機とその周辺装置である冷水ポンプ、冷却水ポンプ、冷却塔などを一括で制御する熱源総合制御システムを開発し、2010年4月1日から販売すると発表した。ターボ冷凍機は、インバータ技術を用いた回転数制御の導入などにより、世界最高レベルのエネルギー効率を実現しているが、冷凍機を複数台設置した場合の、設備全体のエネルギー効率の最適化が課題であった。そこで今回、同社は、冷凍機メーカーならではの運転制御ノウハウを搭載し、熱源設備全体の制御をパッケージ化したシステムを開発。同システムは、設備全体の最適制御により冷凍機の性能を最大限引き出し、熱源設備の消費電力を約50%削減するなど、ビル空調の大幅な省エネ化とCO2排出量削減に貢献するのが特徴となっている。また、標準化により、複数の冷凍機、設備全体の制御に対しても、これまで工事毎に設計・製作されていた熱源の制御システムと比べ、格段に安く導入できるという。
情報源 |
三菱重工業(株) ニュース
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機関 | 三菱重工業(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 省エネルギー | CO2 | 三菱重工業 | 空調 | エネルギー効率 | 熱源設備 | ターボ冷凍機 | 冷水ポンプ | 冷却水ポンプ | 冷却塔 |
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