(公財)日本スポーツ協会は、啓発動画「スポーツと環境 〜スポーツの未来のために〜」を公開した。同協会は、協会の「ミッション」を示す「スポーツ宣言日本」において「二十一世紀のスポーツは、高度に情報化する現代社会において、身体的諸能力の洗練を通じて、自然と文明の融和を導き、環境と共生の時代を生きるライフスタイルの創造に寄与する」ことを宣言し、スポーツを通じたSDGsの推進に取組んでいる。今回公開した啓発動画では、「スポーツと環境」について考えるための導入として地球温暖化などの環境問題の概要、環境とスポーツが相互に受ける影響、オリンピックと環境の歴史、スポーツ団体の取組などについてまとめられている。スポーツの世界的な祭典であるオリンピックに、環境破壊への批判が初めて上がったのは1932年に開催されたレークプラシッド冬季五輪とのこと。その後、1972年の札幌大会以降、オリンピックによる環境破壊の抗議運動が行われるようになったという。一方、スポーツは、大気汚染や水質汚濁などの影響も受ける。また、冬季競技も雪不足により中止に追いやられることもある。動画の結びでは、同協会や国際オリンピック委員会(IOC)などスポーツを通じたSDGsの推進などの環境負荷低減に関する取組を紹介し、スポーツと環境のかかわりを分かりやすく伝える動画となっている(約30分)。
情報源 |
(公財)日本スポーツ協会 スポーツと環境
PR TIMES |
---|---|
機関 | (公財)日本スポーツ協会 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 大気汚染 | 水質汚濁 | SDGs | オリンピック | 環境破壊 | 啓発動画 | 国際オリンピック委員会 | 日本スポーツ協会 | スポーツと環境 | 札幌五輪 |
関連ニュース |
|