東北電力(株)は、同社グループ企業である酒田共同火力発電(株)の火力発電所用の燃料として、木質バイオマス燃料(木質チップ)を導入すると発表した。今回、同社の配電線保守作業等に伴い発生する伐採木を原料として、同社グループ企業であるグリーンリサイクル(株)が、その伐採木を木質バイオマス燃料に加工。さらにその燃料を、酒田共同火力発電所で、石炭と混合・粉砕して粉状にし、同発電所2号機で使用するという。今回の計画は、1)伐採木の処理・燃料への加工、消費までの一連の有効活用システムをグループ企業内で構築、2)同社管内で発生する伐採木を、管内の発電所の燃料として使用する「地産地消」の取り組み、という点が特徴。また、導入効果として、伐採木の処理の安定化及び、同発電所のCO2排出量削減(年間約5千トン-CO2)などが見込まれるという。
情報源 |
東北電力(株) プレスリリース
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機関 | 東北電力(株) |
分野 |
ごみ・リサイクル |
キーワード | バイオマス燃料 | CO2 | 木質チップ | 東北電力 | 地産地消 | 火力発電所 | 伐採木 | 配電線 |
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