国土交通省は、ワンコイン浸水センサ実証実験の参加者(企業・自治体等)を公表した。同実証は、流域治水の本格的な実践に向けて、形状・価格もワンコイン程度(500円玉を想定)の現地設置センサ及び受信機で、浸水の状況が把握可能な検知システムの設置・検討を行うもの。令和3年9月10日から同月30日まで公募を行い、NTTインフラネット株式会社(実施地区:愛知県岡崎市)、オプテックス株式会社(同:兵庫県加古川市)、京セラコミュニケーションシステム株式会社(同:愛知県岡崎市ほか)など9件を採択した。今回の参加企業・団体からは、道路や家屋への設置をはじめ、自動販売機やガスメーターへの設置などの提案を受けており、今後、各関係者で設置箇所等を調整し、実証実験を開始する予定という。