国土交通省は、官民連携による浸水状況の把握に向けて、ワンコイン浸水センサ実証実験を開始した。同省では、浸水の危険性がある地域に浸水センサを多数設置し、リアルタイムに状況を把握する実証実験を官民連携により行っている。同実証は、近年、大雨による浸水被害や河川の氾濫が頻発しており、面的に浸水の状況をいち早く把握し、迅速な災害対応を行うことが重要であるため、国・自治体・民間企業等の様々な関係者が「小型・長寿命・低コスト」のワンコイン浸水センサを多数設置し、浸水状況を面的にリアルタイムで把握する仕組みの構築に向け、センサの特性や情報共有の有効性等を実証するもの。今回、モデル地区の一つである美波町(徳島県)において、自治体及び民間企業により、2種類の浸水センサを町内各地の6箇所に39個の浸水センサの設置が完了し、浸水状況を迅速に把握するために実証実験を行うという。
情報源 |
国土交通省 報道発表資料
ワンコイン浸水センサ実証実験を開始(PDF) |
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機関 | 国土交通省 |
分野 |
水・土壌環境 環境総合 |
キーワード | 長寿命 | 徳島県 | 低コスト | 実証実験 | リアルタイム | 災害対応 | 小型センサ | ワンコイン浸水センサ | 浸水状況 | 美波町 |
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