愛媛県は、令和3年度同県海洋プラスチックごみ総合調査の結果を公表した。同県では、海洋プラスチックごみの効果的な削減につなげていくため、県内4地点におけるマイクロプラスチックを含む漂着ごみと漂流ごみの調査、立入困難地域における漂着ごみの現状把握調査を行っている。今回、令和3年度に実施した調査結果をとりまとめ公表した。調査結果では、漂着ごみの量は、個数ベースでは全地点で「プラスチック」が最も多いこと、東中予と比べ、南予が1.6~3倍程度多いことが明らかになった。またプラスチックの種類として、全地点で「海域由来」の割合が最も高く、海域由来の内訳としては、全地点で「カキ養殖用パイプ」「カキ養殖用まめ管」の割合が最も高かった。特に瀬戸内海側の高野川海岸(伊予市)と伊方越鯛ノ浦(伊方町)では90%以上を「カキ養殖用パイプ」「カキ養殖用まめ管」が占めた。また、船越海岸(愛南町)では、「ペットボトル」「ボトルのキャップ」「浮子」全てにおいて「日本語以外」のものを確認したという。
情報源 |
愛媛県 報道発表
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機関 | 愛媛県 |
分野 |
ごみ・リサイクル |
キーワード | プラスチック | 愛媛県 | 漂流ごみ | マイクロプラスチック | 漂着ごみ | 海洋プラスチックごみ | 愛南町 | 伊予市 | カキ養殖 | 伊方町 |
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