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 千葉県、印旛沼周辺で「カミツキガメ」1456匹捕獲(令和3年度捕獲事業)

発表日:2022.05.11


  千葉県は、令和3年度「カミツキガメの捕獲事業」の事業実施結果等を公表した。カミツキガメ(学名:Chelydra serpentina subspp.)は、カナダからエクアドルにかけて自然分布する大型の雑食性カメ。国内では、千葉県印旛沼付近など複数個所に定着していると指摘されている。外来生物法において特定外来生物に指定されている。同県では平成19年度より捕獲を行っており、令和3年3月には「カミツキガメ防除実施計画書」の改定を行い、根絶に向けた防除に取り組んでいる。令和3年度には、1,370頭以上の捕獲を目標として、特にカミツキガメが高い密度で生息している4か所(西印旛沼師戸地区、高崎川下流地区、飯重地区、手繰川地区)で、集中的に捕獲を行った。その結果、メス525頭、オス714頭、不明など217頭の計1,456頭の捕獲に成功した。同種の活動が活発になる6月~7月に集中的にワナによる捕獲を行うことで、この時期に約65%が捕獲され、適期での捕獲の効果が得られたという。

情報源 千葉県 報道発表資料
機関 千葉県
分野 自然環境
キーワード 外来生物法 | 特定外来生物 | 捕獲 | 千葉県 | 印旛沼 | カミツキガメ | 高崎川 | 手繰川 | ワナ
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