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 資源エネルギー白書2022発表 エネ庁

発表日:2022.06.07


  資源エネルギー庁は、政府により「令和3年度エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書)」が閣議決定されたと発表した。この白書は、エネルギー政策基本法(平成14年法律第71号)第11条に基づき、政府がエネルギーの需給に関して講じた施策の概況について国会に提出する報告書。エネルギー動向、前年度においてエネルギーの需給に関して講じた施策の状況について記載しているほか、特集として「福島復興の進捗」「カーボンニュートラル実現に向けた課題と対応」「エネルギーを巡る不確実性への対応」を紹介している。福島復興の進捗では、ALPS処理水の処分に関する基本方針の着実な実行に向けた行動計画の策定など汚染水・処理水対策、プール内燃料取り出し、燃料デブリの取り出しなど東京電力福島第一原子力発電所の廃炉に向けた作業状況を示している。原子力発電については、これまでのエネルギーミックスで示した20〜22%程度を見込む。また、水素から製造されたアンモニアについても、既存の肥料等の原料用途に加えて、火力発電への混焼や専焼、船舶を含む輸送や工業での活用等の新たな用途について検討していくという。

情報源 資源エネルギー庁 令和3年度エネルギーに関する年次報告 (エネルギー白書2022)PDF版
経済産業省 報道発表資料
機関 資源エネルギー庁
分野 環境総合
キーワード 資源エネルギー庁 | エネルギー白書 | 原子力発電 | カーボンニュートラル | アンモニア | エネルギー需給 | エネルギー政策基本法 | 汚染水 | ALPS処理水 | エネルギー動向
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