経済産業省は、「製造分野における熱プロセスの脱炭素化」プロジェクトに関する研究開発・社会実装計画を策定した。2050年カーボンニュートラル目標に向けて、「グリーンイノベーション基金」を(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)に造成し、官民で野心的で具体的な目標を共有し、経営課題として取り組む企業等に対し、最大10年間、研究開発・実証から社会実装までを継続して支援することとなっていた。今回、産業構造転換分野WGでの議論を踏まえ、令和5年3月28日、同プロジェクトに関する研究開発・社会実装計画を策定した。銑鉄鋳物製造業、鍛工品製造業、金属熱処理業などの金属加熱プロセスの脱炭素化に向けて、アンモニアや水素の安価かつ大量の供給基盤が確立されることを見据え、2031年度までに、カーボンニュートラル対応型の工業炉に必要となる燃焼技術、燃焼炉から電気炉への転換を進める。それに不可欠な電気炉の受電容量低減・高効率化技術に関する研究開発を行い、2030年代前半の社会実装を目指すという。
情報源 |
経済産業省 ニュースリリース
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機関 | 経済産業省 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 水素 | NEDO | カーボンニュートラル | アンモニア | 脱炭素化 | 鍛工品製造業 | 銑鉄鋳物 | 金属熱処理 | 製造分野 | 熱プロセス |
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