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 「アジア水環境改善モデル事業(令和4年度)」の対象事業を決定 環境省

発表日:2022.07.11


  環境省は、令和4年度に実施する「アジア水環境改善モデル事業」の対象事業を公表した。採択されたのは、(公財)地球環境センターと(株)神鋼環境ソリューションがそれぞれ提案した2案件。同省では、政府の成長戦略の一環として、我が国の民間企業等が有する技術(中小規模生活排水処理、産業排水処理、水域の直接浄化、モニタリングなど)やノウハウを活かしたアジア・大洋州地域における水ビジネス市場への進出を支援することを目的として、平成23年度から「アジア水環境改善モデル事業」を実施している。同事業では、水質汚濁が深刻化しているアジア・大洋州地域の水環境改善に関して具体的な海外展開の計画のある事業について、実現可能性調査の実施等の支援を行うことを通じ、アジア・大洋州地域の水環境の改善を図るとともに、本事業を通じて把握した事業化に当たっての課題等を事例として、水環境改善ビジネスの海外展開促進のための今後の施策の在り方等を検討するもの。令和4年5月9日から6月10日まで公募し、応募があった事業について有識者で構成された「アジア水環境ビジネス展開促進方策検討会」によるヒアリング審査を行い、対象事業を選定した。(公財)地球環境センターは「ベトナム国 高濃度含油廃液の膜処理による減量化・再利用水の普及事業」を、神鋼環境ソリューションは「ベトナム国染色産業における排水リサイクルによる節水」を行う。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 水・土壌環境
環境総合
キーワード 水処理膜 | ベトナム | 神鋼環境ソリューション | 水ビジネス | 地球環境センター | 海外展開 | アジア水環境改善モデル事業 | 水環境改善 | 染色産業 | 排水リサイクル
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