(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)とシンガポール公益事業庁(PUB)は、水分野での協力関係を構築していくことで合意し、シンガポール国際水週間(SIWW)開催中の2010年6月30日に覚書(MOU)を締結した。シンガポールは、政府が水問題を解決するための新規技術の導入および水ビジネスの育成を積極的に進めた結果、水ビジネス分野で世界の注目を集める存在となっている。一方、我が国の水関連産業は、世界の水処理膜の市場シェアが約6割を占めるなど、要素技術分野で強みがあるものの、水循環システムに対する運営・管理実績が乏しく、十分な収益、市場確保ができていないのが実情である。そこでNEDOは、今回の覚書にもとづき、同国で我が国の水循環システム技術の検証を行うことにより、我が国の要素技術の海外での認知、導入を加速させ、今後水問題が顕在化すると考えられる中近東・アジア諸国などでの水問題解決に貢献することを目指すという。
情報源 |
(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) プレスリリース
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機関 | (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) |
分野 |
水・土壌環境 |
キーワード | 水処理膜 | シンガポール | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 水資源 | 水循環 | 覚書 | PUB | 水ビジネス | 水問題 |
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