川崎市は、2050年までのCO2排出実質ゼロに向けた取組の一環として、令和4年度もグリーンボンドを機関投資家向けに100億円発行することを決定した。グリーンボンドは、使途を環境改善効果のある資金使途に限定して発行する債券。川崎市は令和3年度に政令市で初めてグリーンボンドを発行していた。グリーンボンド発行により、地球温暖化をはじめとした環境問題の解決に資する性質を有する投資対象を評価する投資家から投資を募り、ESG投資を活性化させることで、社会全体の関心を高めることができる。また、環境問題が差し迫った課題であることを市民・事業者と共有し、地球温暖化対策の取組を加速化させる効果的な取組を実践できる。同市は、この資金を活用して、廃棄物処理施設である「橘処理センター(川崎市高津区)」の整備(汚染防止及び管理エネルギー効率)や本庁舎等建替における環境負荷低減(グリーンビルディング)、五反田川放水路整備事業等を行う。主幹事は、みずほ証券(株)(事務)、大和証券(株)、野村證券(株)。グリーンボンド発行に当たり、同市は、充当事業選定のプロセス、資金管理方法、レポーティング方法等について、フレームワークを作成している(フレームワークはホームページに公開)。
情報源 |
川崎市 報道発表資料
〔参考〕川崎市グリーンボンド フレームワーク(PDF) |
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機関 | 川崎市 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 地球温暖化 | 川崎市 | フレームワーク | グリーンビルディング | グリーンボンド | 環境負荷低減 | ESG投資 | 橘処理センター | 五反田川 | 環境債 |
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