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 西表石垣国立公園指定50周年記念事業を開催 環境省

発表日:2022.08.01


  沖縄奄美自然環境事務所は、西表石垣国立公園指定50周年記念事業の開催概要を紹介した。西表石垣国立公園は、昭和47年に西表地域が琉球政府により「西表政府立公園」に指定され、同年の本土復帰に伴い「西表国立公園」として指定されていた。平成19年に行った石垣島地域の国立公園区域の追加指定により、現在の「西表石垣国立公園」へ名称変更されている。日本最南端の国立公園であり、亜熱帯性常緑広葉樹林や国内最大規模のマングローブ林とサンゴ礁など活力に満ちた豊かな自然環境からなる亜熱帯特有の自然景観と、自然環境を背景に育まれてきた街並みや祭祀などの文化景観が魅力であり、大陸との分断・連続を繰り返す中で独自の進化を遂げたイリオモテヤマネコやサキシマカナヘビなどに代表される希少な八重山固有の動植物が多く生息・生育していることも大きな特長である。今回、西表石垣国立公園指定50周年記念事業として、西表地域と石垣地域の2つの地域を代表する生き物と、日本最大のサンゴ礁海域「石西礁湖(せきせいしょうこ)」をモチーフとしたロゴマークを作成するとともに、「パークボランティア写真展~島の「すてき」をいつまでも」や「マングローブスノーケル観察会」「海の自然教室2022」を開催する。また、特製シール泡盛の出荷や、交通事故防止ヤマネコ絵画コンクールなどの事業を行うという。

情報源 沖縄奄美自然環境事務所 報道発表資料
機関 沖縄奄美自然環境事務所 環境省
分野 自然環境
キーワード サンゴ礁 | 国立公園 | イリオモテヤマネコ | 西表石垣国立公園 | マングローブ林 | 沖縄奄美自然環境事務所 | パークボランティア | 記念事業 | サキシマカナヘビ | 観察会
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