農林水産省は、雪印メグミルク(株)から提出された「事業適応計画」について令和4年8月5日付けで認定を行った。「事業適応計画」とは、自社を取り巻く事業環境の変化を踏まえ、事業者全体で組織的な戦略に基づき、前向きな未来投資を通じた事業変革(新商品・新サービスの生産・販売や新販売・新生産方式の導入)を実行し、産業競争力の強化を図る取組を支援するため、認定を受けた取組を後押しするもの。今回認定を受けた計画は、エネルギー効率に優れた設備等の導入により、エネルギー使用量及びCO2排出量を削減させていくことで付加価値の創出と環境への負荷低減を両立する計画となっている。具体的には、エネルギー効率と環境負荷の低減を実現するLNGボイラへ更新。ナチュラルチーズの製造により生成される副産物のホエイをメタン発酵処理し、エネルギー利用することで、炭素生産性を向上させるとしている(実施期間:2022年10月~2025年3月)。これにより、目標年度である2024年度に、大樹工場の炭素生産性を48.4%向上するという。今回の認定により、同社は税制措置の適用を受けることが可能になる。
情報源 |
農林水産省 報道発表資料
産業競争力強化法の概要について |
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機関 | 農林水産省 |
分野 |
地球環境 環境総合 |
キーワード | 農林水産省 | エネルギー効率 | 事業適応計画 | 炭素生産性 | 雪印メグミルク | LNGボイラ | ナチュラルチーズ | ホエイ | メタン発酵処理 |
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