農林水産省は、平成21年度バイオ燃料地域利用モデル実証事業(バイオディーゼル燃料事業)の事業実施地区を決定したと発表した。同事業は、国産バイオ燃料の大幅な生産拡大に向けて、原料の調達から燃料の供給まで、地域の関係者が一体となった取組を同省が支援するため、平成19年度より実施しているもの。今回は、平成21年6月2日に開催した外部有識者等からなる審査委員会での審査結果を踏まえ、宮城県大崎市、茨城県つくば市、群馬県玉村町、長野県松本市、新潟県阿賀野市、愛知県名古屋市、三重県鈴鹿市、福岡県福岡市、佐賀県伊万里市の計9地区の事業に対して、助成を行うことを決定した。