農林水産省は、アイリスオーヤマ(株)(本社:宮城県仙台市)から提出された「事業適応計画の変更」について令和6年1月12日付けで認定を行った。「事業適応計画」とは、自社を取り巻く事業環境の変化を踏まえ、事業者全体で組織的な戦略に基づき、前向きな未来投資を通じた事業変革(新商品・新サービスの生産・販売や新販売・新生産方式の導入)を実行し、産業競争力の強化を図る取組を支援するため、認定を受けた取組を後押しするもの。今回、同社が認定を受けた計画は、角田工場でパック米製造ライン増設と、太陽光発電自家消費設備導入による、エネルギーコスト削減とエネルギー起源CO2排出量を削減、炭素生産性15.06%向上。裾野工場新設し、炭酸水製造ラインと天然水製造ライン導入により、炭素生産性32.88%向上。埼玉工場で太陽光発電自家消費設備導入により、同工場の炭素生産性を37.01%向上させるとしている。今回の認定により、同社は税制措置の適用を受けることが可能になる。