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 高知県梼原町、長瀬産業と「森林クレジット創出」に向け実証開始

発表日:2022.08.26


  高知県梼原町と化学品専門商社の長瀬産業(株)は、「森林クレジット創出」の実証を目的とした協定を締結した。地球温暖化防止に向け、温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証する制度が設けられており、森林資源などの管理、活用を目指す自治体や、カーボンニュートラルの達成に取り組む企業で積極的に利用されている。同町では、豊かな森林資源を活用した木質バイオマス地域循環モデル事業を展開し、「梼原令和の森林づくり」に取り組んでいるが、過疎化による人口減少と経済縮小により、豊富な森林資源の管理を課題となっている。今回の協定は、長瀬産業が同町の森林資源の管理を支援するだけでなく、同社が有する技術知見や幅広い顧客ネットワークによるICT技術等を活かした地域活性化への貢献に取り組むもので、サステナブルな事業共創のモデルケースづくりに挑む。長瀬産業では、この協業を通じて得られたナレッジを活かし、同社のカーボンニュートラル達成はもとより、森林クレジット創出の支援や、地域社会や林業への価値提供を目的としたソリューション開発を目指すという。

情報源 梼原町 新着情報
機関 梼原町 長瀬産業(株)
分野 環境総合
キーワード 森林資源 | ICT | 長瀬産業 | 人口減少 | 2050年カーボンニュートラル | 木質バイオマス地域循環モデル事業 | ナレッジ | ソリューション開発 | 梼原町 | 森林クレジット
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