環境省は、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みの一環として、「令和6年度脱炭素化・先導的廃棄物処理システム実証事業」の2次公募を行い、1件の事業を採択した。本事業は、地域のバイオマス利活用が進まない自治体が抱える課題を解決するため、省CO2に資する施設の技術面や廃棄物処理工程の効率化・省力化に関する実証事業の提案を募集したものである。採択された事業は、カナデビア(旧社名:日立造船)による「一般廃棄物を地域資源として利活用する窒素回収資源循環技術の開発」である。この事業では、有機性廃棄物から窒素成分を資源として回収する超音波霧化技術を導入し、地域の資源循環の構築及び一般廃棄物処理分野における排水処理コストとCO2排出量の削減に貢献することを目指している。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 カナデビア(株) |
分野 |
地球環境 ごみ・リサイクル 環境総合 |
キーワード | 資源循環 | 脱炭素化 | CO2排出量削減 | 2050年カーボンニュートラル | バイオマス利活用 | 超音波霧化技術 | 窒素回収 | 排水処理コスト削減 | 令和6年度脱炭素化・先導的廃棄物処理システム実証事業 |
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