(一社)産業環境管理協会 資源・リサイクル促進センターは、「令和4年度リサイクル技術開発本多賞(第27回)」の受賞者を発表した。同賞は、リサイクル技術の開発に従事する研究者・技術者等の研究奨励を目的として、平成8年に創設されたもので、3Rに関する技術の開発に従事し、優れた研究報文又は実効のある技術報文等の発表を行った国内の大学、高専、公的研究機関、民間企業の研究者・技術者の個人又はグループに授与している。令和4年度の受賞者は、研究報文「固体電解プロセスによるアルミニウムスクラップのアップサイクリング」を発表した盧 鑫氏(グループ代表)と、技術報文「新規電気パルス法によるリチウムイオン電池の高精度分離技術開発」を発表した早稲田大学理工学術院(グループ代表)に決定した。受賞者の「表彰総評」および「3R先進事例発表会」は、令和4年10月14日に受賞関係者で開催するとしている。