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 令和4年度水素内燃機関活用による重量車等脱炭素化実証事業を二次公募 環境省

発表日:2022.11.15


  環境省は、令和4年度「水素内燃機関活用による重量車等脱炭素化実証事業」の二次公募を開始すると発表した(公募期間:令和4年11月15日~12月6日)。我が国の温室効果ガス削減目標として、2030年度に2013年度比46%削減、2050年までにカーボンニュートラル、そして「パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略」における早期の脱炭素社会の実現が掲げられている。一方、CO2削減の方策として、再生可能エネルギーをはじめとして多様なエネルギー源から製造可能で、様々な形態で貯蔵でき、利用段階でのCO2排出がない「水素」の利活用が注目されている。脱炭素化社会の構築に向けた水素の利活用については、供給コストの高さや事業環境の未確立がネックであり、社会普及の課題が多いため、再生エネルギー由来水素の利活用を支援していくことが重要となっている。同事業は、CO2排出量の大幅な削減を実現し、第5次環境基本計画に掲げる「地域循環共生圏」の構築と「パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略」で掲げる早期の脱炭素社会の実現に貢献することを目的とするもの。今回、民間企業などから募集し、予算額は委託事業で1.5億円、補助事業で3.5億円であり、原則として各課題における実施期間は令和6年度までとなっている。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 環境総合
キーワード 再生可能エネルギー | カーボンニュートラル | 補助事業 | パリ協定 | 地域循環共生圏 | CO2削減 | 委託事業 | 水素内燃機関 | 重量車等脱炭素化実証事業
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