東京都は、環境に配慮したエネルギーステーションづくりに向けた設備等導入支援事業の申請受付を開始した(専門家派遣申請:令和4年7月17日、助成金申請受付:令和4年11月30日)。都では、都民の暮らしを支えるエネルギー供給拠点であるガソリンスタンドに対して、エネルギー危機への対応に加え、脱炭素化に向けた取組を加速する観点から、環境配慮型のマルチエネルギーステーションへ転換していくため、省エネルギー設備の導入に必要な経費の一部を助成する。事業の対象者は、都内でガソリンスタンドを営む中小企業者等とし、申込に応じて省エネ・経営に関する専門家が訪問し、既存設備、事業の調査、助言等を実施する無料の専門家派遣と、専門家の提案に基づき実施する省エネルギー設備(省エネ型洗車機等)の導入支援を行う。助成率および助成上限額は助成対象経費の3分の2(助成上限額2,500万円)。省エネルギー設備導入の実施に要する、設計費、設備費、工事費を対象とした補助事業を予定しており、令和4年度9月補正予算額として27億円を計上している。