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 (株)竹中工務店、既存建物の省エネ対策用に省エネルギー簡易診断ツールを開発

発表日:2010.03.30


  (株)竹中工務店は、事務所建物を対象として、消費エネルギーやCO2排出量の削減方策を簡易に評価して迅速にレポートを作成する「省エネルギー簡易診断ツール」を開発したと発表した。これは、2010年4月の省エネルギー法改正に伴う規制対象建物の拡大や、政府の温室効果ガス削減目標への対応を図るもの。同ツールでは、調査対象建物のエネルギー使用状況のデータをもとに、現状のエネルギー消費量を「見える化」するとともに、省エネ推進体制、建築・電気・空調・給排水・昇降機設備の仕様や更新状況など約30項目の省エネルギー対策に関するヒアリング結果を踏まえて、建物全体の省エネルギー効果、エネルギー削減量や年間削減金額、CO2削減量、改修工事にかかる費用の目安を算出してレポートを作成する。今後、設備等の更新時期を迎える事務所建物を中心に、全国的に同ツールを活用するとともに、他用途の建物への展開も順次進めていくという。

情報源 (株)竹中工務店 ニュースリリース
機関 (株)竹中工務店
分野 地球環境
キーワード 省エネルギー | CO2 | 温室効果ガス | 竹中工務店 | 建物 | 見える化 | 診断 | レポート
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