大和ハウス工業(株)は、次世代の環境配慮型オフィスの実証実験を、2011年12月19日より開始すると発表した。同社は、法人向けの建築物について、2020年までに環境負荷「0(ゼロ)」(運用時のCO2排出量をゼロ)を目指すプロジェクトを開始している。今回、その第二弾として、独自の環境配慮技術を採用し、CO2排出量50%以上の削減を目指す実証実験を愛知県小牧市の自社ビルで開始する。同ビルでは、1)独自の維持管理システムを備えた壁面緑化など、自然の力を活かす「パッシブコントロール」、2)両面発光型LED導光板照明による省エネや、太陽光発電による創エネを行う「アクティブコントロール」、3)それらを適正に制御するBEMSなどの「スマートマネジメント」、を組み合わせることで、同社従来建築と比較してCO2排出量を約55%削減できるという。同実証実験は、2011年12月19日から1年間、従業員が入居・運用しながら環境配慮技術の効果検証を行うもので、同社は、実証実験で得られたデータをもとに、今後販売を手がける建築物に技術を導入していくとしている。
情報源 |
大和ハウス工業(株) ニュースリリース
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機関 | 大和ハウス工業(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 太陽光発電 | BEMS | 省エネルギー | CO2 | 環境配慮 | 壁面緑化 | 大和ハウス工業 | 実証実験 | LED照明 | オフィス |
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