環境省は、「令和4年度第1回特定外来生物消毒基準等専門家会合」の開催概要を発表した(開催日:令和5年1月18日)。同会合は、要緊急対処特定外来生物に指定される予定のヒアリ類とアリ科の特定外来生物についての消毒廃棄の命令を行う際の基準について有識者の意見を聴取することを目的としている。令和4年5月に、第208回国会において特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律の一部を改正する法律が成立。改正法では、要緊急対処特定外来生物に係る規制の新設などを行っている。改正後の特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律では、省務大臣は、輸入品若しくは物品又はその容器包装、又は当該物品等の所在する土地又は施設に要緊急対処特定外来生物を含む特定外来生物が存在し、付着又は混入しているときに命ずる消毒、廃棄の基準及びその他関連する事項について、生物の性質に関し専門の学識経験を有する者及びその他の学識経験を有する者の意見を聴かなければならないと規定されており、その意見を聴取するため、「特定外来生物消毒基準等専門家会合」を開催することとしている。今回、「外来生物法に基づく消毒基準等策定について」を議題として開催するという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 生態系 | 消毒 | 特定外来生物 | ヒアリ | 混入 | 要緊急対処特定外来生物 | ヒアリ類 | 特定外来生物消毒基準等専門家会合 | 消毒廃棄 | 消毒基準 |
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