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 政府、要緊急対処特定外来生物にヒアリ類を指定する政令等を閣議決定

発表日:2022.11.22


  政府は、要緊急対処特定外来生物にヒアリ類を指定する政令及び改正外来生物法の施行期日を定める政令を閣議決定した。令和4年5月18日に「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律の一部を改正する法律」が公布された。同改正では、特定外来生物のうち特に緊急に措置を行う必要がある「要緊急対処特定外来生物」について、移動制限、通関後の検査等、強力な措置の規定を新設している。また、要緊急対処特定外来生物は政令で定めるとされており、その制定は、専門の学識経験を有する者の意見を聴くこととされている。令和4年10月に特定外来生物等専門家会合を開催した結果、ヒアリ類(ソレノプスィス・ゲミナタ種群、ソレノプスィス・サエヴィスィマ種群、ソレノプスィス・トゥリデンス種群及びソレノプスィス・ヴィルレンス種群に属する種並びに4種群に属する種間の交雑個体)を要緊急対処特定外来生物に指定することが適当との意見があり、これを踏まえ、「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律施行令」において、令和4年11月22日に要緊急対処特定外来生物にヒアリ類を指定する政令が閣議決定されたという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 自然環境
キーワード 外来種 | 生態系 | 政府 | 閣議決定 | ヒアリ | 特定外来生物等専門家会合 | 要緊急対処特定外来生物
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