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 東京都、脱炭素化ベンチャー支援ファンド・オブ・ファンズへ出資を決定

発表日:2022.12.27


  東京都は、脱炭素化ベンチャー支援ファンド・オブ・ファンズ(FoF)への出資を決定した(出資日:令和4年12月27日)。令和4年11月24日に設立した「脱炭素化ベンチャー支援ファンド・オブ・ファンズ投資事業有限責任組合」は、運営事業者であるMCPアセット・マネジメント(株)が無限責任組合員として運営する複数の投資信託を投資対象とする投資信託(ファンド・オブ・ファンズ)。通常の投資信託は株や債券などに投資するが、これは複数の投資信託が投資対象となり、投資信託に投資する投資信託という意味からファンド・オブ・ファンズと呼ばれている。投資信託のメリットの一つに、分散投資によるリスク低減があるが、ファンド・オブ・ファンズは投資信託に投資することで、さらに投資対象や運用会社が分散される。都では、脱炭素化社会の実現に向け、カーボンニュートラル達成への貢献が期待できるベンチャー企業や、それを支援するベンチャーキャピタル(VC)ファンドを後押しするため、公募により選定したファンド・オブ・ファンズに60億円を出資した(ファンド総額:60.6億円)。FoFは、今後3年間で、少なくとも4以上の脱炭素化をテーマとしたVCファンドに出資し、より多様な脱炭素化ベンチャーの起業と成長を積極的に後押ししていくことから「未来の東京戦略」を推進する先導的事業になるという。

情報源 東京都 報道発表資料
機関 東京都
分野 環境総合
キーワード 東京都 | ベンチャー | 脱炭素化社会 | 未来の東京戦略 | ファンド・オブ・ファンズ | FoF | MCPアセット・マネジメント | 脱炭素化ベンチャー支援ファンド・オブ・ファンズ投資事業有限責任組合 | 投資信託
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