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 国土交通省と交通エコロジー・モビリティ財団、交通・観光分野におけるカーボンオフセットの推進について発表

発表日:2010.04.05


  国土交通省と交通エコロジー・モビリティ財団は、「交通・観光カーボンオフセット支援システム」を利用した初のオフセットが、平成22年4月5日に実施されたと公表した。同システムは、交通・観光事業者による自社商品・サービスへのカーボンオフセットの導入を支援するために同財団が構築し、平成21年12月1日より利用申請受付を開始したもので、登録事業者は、WEBシステムを通じてCO2排出量の算定やクレジットの購入・管理等ができる。今回、(株)YBS T&Lが、東海大学甲府高等学校の修学旅行(3/5~8)でのカーボンオフセットとして、航空機・バスでの移動により排出されたCO2のうち10%(約9.6トン)をオフセットした。また、(株)おさひめコーポレーションは、団体・企業等が同社のチケットでタクシーを利用した際の排出CO2 を同社負担でオフセットするサービスを開始した。いずれも、インドの小規模水力発電プロジェクトから生じた国連認証の排出権を使用するという。

情報源 国土交通省 報道発表資料
機関 国土交通省 交通エコロジー・モビリティ財団
分野 地球環境
キーワード CO2 | 国土交通省 | カーボンオフセット | 排出権 | クレジット | 交通 | 小規模水力発電 | 交通エコロジー・モビリティ財団 | 観光
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