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 中部電力(株)、 マレーシアでの「パーム椰子房バイオマス発電事業」で第一地点発電所の運転開始

発表日:2009.01.26


  中部電力(株)は、マレーシア国ボルネオ島サバ州東部での「パーム椰子房バイオマス発電事業」において、2009年1月26日に第一地点の小規模発電所(出力1万kW)が営業運転を開始したと発表した。世界有数のパーム油生産国であるマレーシアでは、パーム油の製造過程で発生する椰子房の大半が廃棄処分され、温室効果ガスであるメタンを大気中に大量に放出している。同事業は、この廃棄処分されていたパーム椰子房を燃料として有効活用する小規模発電所(出力1万kW)を2地点で建設するもので、CDMプロジェクトとして国連に登録されている。同社は、平成18年度よりこの事業に参画して建設を進めており、今後、電力販売等による収益を得るとともに、2地点の発電所から2012年末までに発生するCO2クレジット(排出権)約200万トンを獲得する予定。なお、第二地点は2009年2月に営業運転を開始する予定という。

情報源 中部電力(株) プレスリリース
機関 中部電力(株)
分野 地球環境
ごみ・リサイクル
キーワード CO2 | バイオマス発電 | 中部電力 | バイオマス | CDM | マレーシア | パーム椰子 | 排出権 | クレジット | パーム油
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