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 日立建機(株)、ハイブリッド油圧ショベルと電動式油圧ショベルのカーボン・オフセットを開始

発表日:2011.06.16


  日立建機(株)は、平成23年7月から発売するハイブリッド油圧ショベルと中小型電動式油圧ショベルを対象に、カーボン・オフセットを実施すると発表した。今回、対象となる両ショベルは、日立グループの電動化技術を用いることで稼働時のCO2排出量を大幅に抑えることが可能となっているが、カーボン・オフセットにより、製造組立時に排出されるCO2も相殺する。製造組立時のCO2オフセット量は、1t未満を切り上げ、車体重量16t以下では1t、それ以上では2tのオフセット量とする。カーボン・オフセット活動期間は当面、京都議定書の約束期間内(~2012年)。同社では今回、排出権として、京都議定書で認められたクリーン開発メカニズム(CDM)により発生する炭素クレジットであるCERを用いているが、今後、同社の製品が創出に関わっている国内クレジットやJ-VER等の排出権に移行していくという。

情報源 日立建機(株) プレスリリース
機関 日立建機(株)
分野 地球環境
キーワード CO2 | カーボンオフセット | 京都議定書 | 排出権 | J-VER | クレジット | 排出量 | CER | 日立建機 | 油圧ショベル
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