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 観光資源としても期待!令和4年度冬の星空観察~デジカメによる夜空の明るさ調査

発表日:2023.03.27


  環境省は、令和4年度冬期「デジタルカメラによる夜空の明るさ調査」の実施結果を報告した。同省は、星空観察を通じて光害(ひかりがい)や大気汚染、環境保全の重要性について関心を深めることに加え、良好な大気環境や美しい星空を地域資源(観光や教育)として活用することを目的として、平成30年度から夏と冬の星空観察を推進している。令和4年度冬期の観察(観察期間:令和5年1月12日~1月25日)の実施に当たって参加希望者を募集したところ、全国389地点の110団体、64名の応募・登録があり、当該期間の決まった時間帯(日没後1時間半~3時間半まで)に「デジタルカメラ」を用いて撮影された天頂付近の画像データ500件が投稿された。今回、各画像の撮影場所・日時、夜空の明るさ(等級)とばらつきなどの一覧や、周辺の状況(住宅、商業、農業、森林山間、自然公園等、その他)が異なる継続観察登録地点174箇所における「夜空の明るさ」評価の結果などが公表された。地域における光害や大気汚染の状態に関する啓発材料や、星空を地域観光資源として宿泊客の誘致に活用するなど、地域づくりにも貢献することが期待されるという。

情報源 環境省 報道発表資料
〔参考:星空観察結果〕環境展望台 環境GIS
機関 環境省
分野 大気環境
キーワード 冬期 | 光害 | 夜空の明るさ調査 | 夜空の明るさ | デジタルカメラ | 継続観察登録地点 | 地域観光資源
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