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 環境省、冬の星空観察「デジカメによる夜空の明るさ調査」の実施結果を報告

発表日:2022.03.25


  環境省は、令和3年度冬期「デジタルカメラ(以下、デジカメ)による夜空の明るさ調査」の実施結果を報告した。同省は、光害(ひかりがい)や大気汚染等に気づき、大気環境保全の重要性への関心を喚起し、地域資源としての活用等も目指して、平成30年度より肉眼による観察とデジカメによる夜空の明るさ調査(夏冬2回)の継続的な参加呼びかけを始めた。令和3年度冬期の観察(観察期間:令和4年1月23日~2月5日)の実施に当たって参加希望者を募集したところ、全国382地点の団体等178団体(人)の応募・登録があり、当該期間の決まった時間帯(日没後1時間半~3時間半まで)に「デジカメ」を用いて撮影された天頂付近の画像データ478件が投稿された。今回、各画像の撮影場所・日時、夜空の明るさ(等級)とばらつきなどの一覧や、周辺の状況(住宅、商業、農業、森林山間、自然公園等、その他)が異なる継続観察登録地点178箇所における「夜空の明るさ」評価の結果などが公表された。地域における光害や大気汚染の状態に関する啓発材や、星空を地域観光資源として宿泊客の誘致に活用することが期待されるという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 大気環境
キーワード 大気汚染 | 地域資源 | 冬期 | 光害 | 星空 | 大気環境保全 | 夜空の明るさ | デジタルカメラ | 啓発材 | 宿泊客
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