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 B-DASHプロジェクトに4技術、下水道応用研究に5技術 新たに採択

発表日:2023.03.29


  国土交通省は、下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)に4技術、下水道応用研究に5技術を新たに選定した。脱炭素化に資する下水汚泥資源の利活用技術等を開発するため、令和5年度は、B-DASHプロジェクトとして発酵熱を利用した効率的なコンポスト化の技術実証を行うほか、他分野で実用化されている技術の下水道施設への応用研究などを行う。今回、令和5年1月から民間企業や研究機関を対象とした公募を行い、学識経験者等で構成される下水道革新的技術実証事業評価委員会及び、下水道応用研究評価委員会による審査の結果、B-DASH実規模実証として、1)縦型密閉発酵槽による下水汚泥の肥料化技術に関する実証事業、2)汚泥の高付加価値化と低炭素社会に貢献する超高温炭化技術に関する実証事業、B-DASH FS調査として、3)活性汚泥併用型生物膜処理システムの開発に関する調査事業、4)膜曝気型バイオフィルム法(MABR)を用いた排水処理の省エネ、N2O発生抑制技術に関する調査事業、下水道応用研究として、5)紫外光を用いたN2O,CH4の分解技術による水処理からの温室効果ガス排出抑制、6)実下水処理過程からの亜酸化窒素 (N2O)発生抑制のための運転管理手法の確立、7)スラグによるリン回収技術開発、8)昆虫を利用した下水汚泥の飼料化と肥料化の研究、9)管路における光学的水面下調査技術の開発を選定した。

情報源 国土交通省 報道発表資料
機関 国土交通省
分野 ごみ・リサイクル
水・土壌環境
キーワード 下水汚泥 | 肥料化 | B-DASHプロジェクト | 下水道革新的技術実証事業 | 国交省 | 下水道応用研究 | 肥料利用 | 超高温炭化技術 | 活性汚泥併用型生物膜処理システム | 膜曝気型バイオフィルム法
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