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 第六次環境基本計画に向けた検討会 とりまとめ結果公表

発表日:2023.05.12


  環境省は、第六次環境基本計画に向けて開催した2つの検討会のとりまとめを公表した。環境・社会・経済面における過去30年の振り返りと現状および課題認識のもと、新型コロナウィルスの世界的まん延や地政学的リスク、またGXの進展等の新たな状況を踏まえ、「循環」と「共生」の概念整理や統合的アプローチの重要性、「新たな成長」のイメージやWell-beingと環境(自然資本)の関係、地域循環共生圏の実績と課題及び今後の方向性、国際情勢の変化と環境を通じた国際戦略等について検討してきた。第一次環境基本計画策定からの30年を振り返り、目指すべき持続可能な社会の姿と環境政策の基本原則と、地域・国際面を中心に、目指すべき持続可能な社会の姿を実現するための方向性について議論と検討が進められた。今回のとりまとめは、第六次計画の検討・審議において、当面想定される論点について、学識経験者の知見を基に整理したもの。2023年度からの第六次計画の策定の議論を行う中央環境審議会の議論において、検討会で検討しなかった分野や事項の新たな論点が提起される可能性はあるが、検討会の論点整理が、第六次計画策定に向けた今後の検討・審議に活用されることが期待されるという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 ごみ・リサイクル
健康・化学物質
水・土壌環境
キーワード 環境省 | 環境政策 | 自然資本 | 地域循環共生圏 | 新型コロナウィルス | GX | 第六次環境基本計画 | 地政学的リスク | 基本事項
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