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 国立公園利用拠点の面的魅力向上へ!環境省、宿舎事業を中心に取組方針を策定

発表日:2023.06.29


  インバウンド需要が急速に回復する中「宿舎事業を中心とした国立公園利用拠点の面的魅力向上に向けた取組方針」が環境省により策定され、ホームページに公開された。同省では「明日の日本を支える観光ビジョン構想会議」で策定された観光ビジョンに基づき、国立公園のブランド力を高め、上質なツーリズムの実現と、保護と利用の好循環による地域活性化を目指し「国立公園満喫プロジェクト」を推進してきた。国立公園の美しい自然の中での感動体験を柱とした滞在型・高付加価値観光を実現するため、高付加価値な宿泊施設とそこでの宿泊体験の提供を中心とした、利用拠点の面的な魅力向上の具体的なモデル事業を実施している。加えて、令和5年1月に「宿舎事業を中心とした国立公園利用拠点の面的魅力向上検討会」を設置し、計6回の検討会を開催した。民間提案を取り入れ、宿泊事業を中心とした国立公園利用拠点の面的な魅力向上に取り組むための方向性と、最先端モデル構築の具体的手順についてヒアリングや議論を行い、今回、その結果を取りまとめた。今後、この取組方針に基づき、集中的に取組を進める公園を複数選定して基本構想を検討、実際のモデル地域となる利用拠点を1から2か所選定し、世界の旅行者の憧れとなる最先端の宿泊体験を提供する事例の創出に取り組むという。

情報源 環境省 報道発表資料
取組方針の概要 PDF
機関 環境省
分野 自然環境
キーワード 国立公園 | グリーンツーリズム | 国立公園満喫プロジェクト | インバウンド | 宿舎事業 | 明日の日本を支える観光ビジョン | 宿泊体験 | ワイズユース | ブランド力 | 面的魅力
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