岐阜県立斐太高等学校は民間企業2社と共に外来植物の防除作業を行う(実施日:令和5年7月8日)。高山市に立地する斐太高等学校では、2年生の総合的な探究の時間に、地域の持つ魅力・地域の抱える課題の探究を深め、課題解決に向けた提案を行う「地域活性化プログラム」に継続して取り組んでいる。そのテーマの一つである「中部山岳国立公園の活性化」については、令和3年度から継続して取り組み、令和4年度には生徒自身が中部山岳国立公園の魅力に触れ、その魅力をPRできるようにすることが大事だと考え、魅力に触れるツアー(Go!Go!プロジェクト)を企画・実現させた。令和5年度は「魅力を守る」ことをテーマに外来植物防除のボランティア作業を企画し、実現した。今回、中部山岳国立公園にある国道158号線安房峠でセイヨウタンポポの防除を行う。活動には、米国発のアパレルブランド「PARKS PROJECT JAPAN(国立公園オフィシャルパートナー)」と携帯トイレの開発・販売を手がけている「株式会社エクセルシア(中部山岳国立公園パートナー)」と連携。中部山岳国立公園管理事務所は、環境省や同事務所の仕事内容や国立公園の支援等が様々な形で行われていることを学び、生徒が環境問題や国立公園の支援の在り方等に関心を持ってほしいと考えている。