国内ニュース


 環境省とベトナム天然資源環境省、海洋ごみの管理で協力

発表日:2023.08.31


  環境省は、ベトナム天然資源環境省と、海洋ごみの管理等に関する協力に係る基本合意書を締結した(締結日;令和5年8月25日)。同省は、2019年のG20大阪サミットで共有した「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」、2023年のG7広島サミットでの、2040年までに追加的なプラスチック汚染をゼロにする「G20海洋プラスチックごみ対策実施枠組」により、国際的な協力を進めている。これまで、ベトナム社会主義共和国に対して、令和元年度から研究者と政府担当者の人材育成のための研修を行い、令和2年度には海洋ごみモニタリングの分野の協力に関する基本合意書を締結している。今回、同合意書の終期に伴い、両省は、海洋ごみの管理等に関する協力に係る基本合意書に合意した。この合意により、ベトナム周辺で海洋ごみ共同パイロットモニタリング調査・研究、モニタリングや処理や海洋ごみ管理に関する人材育成研修で協力する。さらに、海洋ごみ管理の知見共有とマニュアル等の策定、プラスチック汚染に関する法的拘束力のある条約の策定に向けた政府間交渉委員会(INC)による連携をすすめるという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 ごみ・リサイクル
キーワード ベトナム | G20 | 海洋ごみ | プラスチック汚染 | G20海洋プラスチックごみ対策実施枠組 | 大阪ブルー・オーシャン・ビジョン | 海洋ごみモニタリング
関連ニュース

関連する環境技術