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 新江ノ水、実は新種だった「クモマダラハゼ」展示中

発表日:2023.09.01


  神奈川県藤沢市にある水族館、新江ノ島水族館(事業主体:株式会社新江ノ島水族館)は、ホシマダラハゼとして展示していた個体が、2023年8月に新種として学術誌に掲載された「クモマダラハゼ(学名:Ophiocara gigas)」であったと発表した。1974年に上皇陛下によってホシマダラハゼが新種として記載された。近年、研究が進み、ホシマダラハゼの中には複数種が含まれていることが明らかになった。クモマダラハゼには体表と第2背びれ、尾びれに黒または茶色の斑点があり、かつ、幼魚のときは体表には2本の斜めのバンドがあることでホシマダラハゼ等と見分けることができるという。新江ノ島水族館ではクモマダラハゼとして展示内容を修正し、この機会にぜひ来館してほしいと呼び掛けている。

情報源 新江ノ島水族館 新しい生き物たち
機関 新江ノ島水族館
分野 自然環境
キーワード 新種 | 藤沢市 | 展示 | 新江ノ島水族館 | 特長 | 見分け方 | ホシマダラハゼ | クモマダラハゼ | ハゼ類
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