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 インドの井戸から発見!地下水脈に生息する新種魚類を初展示 川崎水族館

発表日:2022.09.07


  川崎駅前商業施設「川崎ルフロン」に2020年にオープンした川崎水族館(カワスイ)は、インド・ケララ州の地下水脈に生息することが明らかとなった新種魚類「ゴラムスネークヘッド(学名:Aenigmachanna gollum)」の展示を開始した。同種の展示が行われるのは世界初。同種は、2018年にインドのケララ州にある民家の井戸から発見され、調査の結果、ケララ州の地下水脈に生息している新種であることが明らかになっていた。これまで知られているスネークヘッドの仲間とは形態的にも遺伝的にも大きな違いが見られることから新科新属とされた。地下水脈で生息することから、J.R.R.トールキン『指輪物語』に登場する地下に住むキャラクターに因み命名されたとのこと。川崎水族館の飼育担当者は「継続的な飼育の中で新たな知見を深めるとともに、地下水脈という特殊な環境に生息するゴラムスネークヘッドの謎に包まれた生態と魅力を伝えたい」と話す。

情報源 川崎水族館 ニュース
機関 川崎水族館
分野 自然環境
キーワード 井戸 | 新種 | 展示 | 川崎水族館 | 川崎ルフロン | カワスイ | ケララ州 | 地下水脈 | ゴラムスネークヘッド | 指輪物語
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