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 オンサイトPPA活用！福岡・直方市、再エネ電力を汚泥処理センターに導入

  西鉄自然電力（同）（本社：福岡市）、（株）北九州パワー（本社：北九州市）は、福岡県直方市とオンサイトPPAモデルによる電力供給契約を締結し、同市の汚泥再生処理センター（クリーンHitzのおがた）へ屋根置き太陽光発電設備を利用した電力供給を開始した（開始日：令和5年8月31日）。オンサイトPPAとは、事業者が需要家の敷地内に発電設備を設置して、電気を提供する仕組み。同市を含む北九州都市圏域は、令和4年4月に脱炭素先行地域として選定されていた。今回、再エネ発電事業のノウハウを有する西鉄自然電力、電力小売事業者である北九州パワーとのPPAの締結により、当該施設へ太陽光発電由来の再エネ電力を供給する。屋上部分に344枚の太陽光パネルを設置し、年間19万1,306KWhの発電を見込む。施設で消費する電力の約15％をカバーし、年間で約73.1トンの温室効果ガスの排出量が削減される。また、敷地内に蓄電池を設置、非常時には太陽光パネルで発電した一部電力を蓄電池に貯め、避難場所となる会議室へ供給するとしている。同市の公共施設におけるPPA第1号となる取り組みとなるという。