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 CNFで野菜を病原菌から守る!中越パルプ工業らの技術が基盤確立事業実施計画に認定

発表日:2023.09.08


  農林水産省は、中越パルプ工業(株)や丸紅(株)が開発したセルロースナノファイバー(CNF)を用いた新たな防除資材など4つの基盤確立事業実施計画について、みどりの食料システム法に基づき認定を行った。中越パルプ工業や丸紅が開発した技術は、セルロースナノファイバーを植物の葉面に散布することで、微細繊維が植物の葉面を覆って病原菌の侵入を物理的に防ぎ、様々な野菜類・果実の栽培における化学農薬の使用低減に寄与するもの。基盤確立事業実施計画の認定を受け、今後、実証試験の拡大によるエビデンスの充実、現場での使用方法等を分かりやすくまとめたマニュアルの作成、展示会への出展等を通じた販路開拓に取り組む。その他、(株)FTH、(株)ジョイ・ワールド・パシフィック、(株)タイショーからも化学農薬の使用低減に寄与する計画の申請があり認定している。

情報源 農林水産省 報道発表資料
〔参考〕中越パルプ工業株式会社・丸紅株式会社の基盤確立事業実施計の概要(PDF)
機関 農林水産省
分野 環境総合
キーワード 丸紅 | セルロースナノファイバー | 化学農薬 | みどりの食料システム法 | 中越パルプ工業
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