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 「東京グリーンビズ」 緑を守り、増やす取組開始

発表日:2023.10.06


  東京都は、新たな取組「東京グリーンビズ」について公表した。都では、あらゆる機会を通じて緑を創出・保全することで、緑の量的な底上げと質の向上を図り、緑を「増やす」取組を推進する「緑溢れる東京プロジェクト」を進めている。一方、気候変動への適応など「社会的な課題解決への緑の活用」や、新型コロナを契機に「開放的な緑空間等へのニーズ」の高まりなど、都市に求められる機能や価値観も変化している。今回、100年先を見据えた「東京グリーンビズ」を始動する。この取組は、東京の緑を「まもる」「増やし・つなぐ」「活かす」取組により、都市の緑化や、生物多様性の保全等を推進し、「自然と調和した持続可能な都市」へと進化させていく。具体的には、東京の緑を「まもる」取組として、「ツリーバンク」の創設。「増やし・つなぐ」取組として、緑・自然の機能を発揮させる「グリーンインフラ」の導入。さらに「東京グリーンビズ・ムーブメント」で都民と協働し、緑を「活かす」取組を検討する。併せて「みどりと生きるまちづくり」をコンセプトにしたロゴマークも作成している。一方、東京都の緑をめぐっては、明治神宮外苑再開発をめぐる対応が不十分として再開発の撤回や見直しを求める声もある。

情報源 東京都 報道発表資料
東京都 報道発表資料
〔参考〕みどりと生きるまちづくりTOKYO GREEN BIZ(PDF)
機関 東京都
分野 自然環境
キーワード 東京都 | 再開発 | グリーンインフラ | ツリーバンク | 東京グリーンビズ・ムーブメント | グリーンビズ | 神宮外苑 | イチョウ
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