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 外務省、ネパール連邦民主共和国に対する無償資金協力「森林保全計画」に関する書簡を交換

発表日:2010.04.28


  外務省は、平成22年4月28日(水)、ネパール連邦民主共和国の首都カトマンズにおいて、同国に対する環境プログラム無償資金協力「森林保全計画」に関する書簡の交換が行われたと発表した。同国は、エネルギー源の多くを森林からの薪等に依存しており、森林面積が毎年約2%減少し続けている。同計画は、同国の森林保全・管理を目的として、森林の植生状況の調査、関連基礎情報の収集・分析、森林火災防止等の活動に必要な機材等を供与するものであり、効果的な森林保全計画の立案、減少しつつある森林面積の維持・増加等に貢献し、さらに温室効果ガスの吸収源の維持・拡大にも寄与すると期待される。なお、我が国は、鳩山イニシアティブの一環として同案件に協力し、全ての主要国による公平かつ実効性のある枠組みの構築と意欲的な目標の合意を目指して、コペンハーゲン合意への賛同を表明しているネパールと引き続き気候変動対策で連携していくという。

情報源 外務省 プレスリリース
機関 外務省
分野 地球環境
自然環境
キーワード 温室効果ガス | 森林保全 | 外務省 | 森林火災 | 鳩山イニシアティブ | 無償資金協力 | 森林保全計画 | ネパール
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